しっぽの声

これはいわゆる「動物マンガ」です。猫好きな私はこうした動物マンガにどうしても目が行ってしまうのですが、「しっぽの声」はただの動物マンガではありませんでした。
この漫画は、ペットに関わる社会問題を扱ったものだったのです。なので、かわいくておもしろいという話だけではなく、絵も劇画的で動物たちがかわいらしく描かれているわけでもありません。それでも私には、初めて知るようなペットを取り巻く実態に毎回目が離せないマンガとなりました。

流行のためだけに、とにかく大量に子猫を作ろうとするパピーミルや、小さな個体を作るために異常な食生活をさせるなど動物好きにとっては、震えるほど怒りがわく内容が毎回綴られていきます。今は、島にいる希少動物のために野良猫を駆逐するという話が続いていますが、この希少動物を狙う猫を島に持ち込んだのは人間なのです。それは初め、害獣対策として持ち込まれました。それなのに、今度は希少動物を狙うからと猫を退治しようなんて、人間はなんて自分勝手なのかと腹を立たせながら読んでいます。

こうした話は世界的にあることだとも聞きます。なので、動物で一番いらない生き物は人間なんだと思っている今日この頃です。

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